株式会社 アオキ建築

株式会社アオキ建築は地域に特化した木造建築を専門とする地域密着の建築会社です。

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施工例など随時更新していきます 🙂 
※ 2020年8月20日以降の記事はこちらから

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解体工事にともなう地中埋設物の撤去作業

こんにちは(*^^*)

今回は解体工事のご紹介です。
売却予定の土地に建っている既存の建物を解体して更地にします。

 

【解体前】

 

【足場設置】

 

【解体中①】

 

【解体中②】

 

【解体中③】

 

【解体完了】

 

と、このように解体は滞りなく完了したのですが、

今回の解体工事では「地中埋設物」が出てきてしまいました。

「地中埋設物」とは解体工事を行う現場に埋まっているもののことで、「ガラ」とも呼びます。

建築廃材やガレキ、産業廃棄物など、昔はこのような物をそのまま地中に埋めてしまうことがよくあったそうです(/・ω・)/

ガラは土地の所有者が土地を利用している間はほとんど表に出てきませんが、

建物を解体したり、新築の基礎を作るために地盤の調査等で掘った際に表面化します。

 

今回は、専用の重機を使って、地中からガラを取りのぞき、処分しました。

 

↓ アームの先端に、なにやらザルのようなものがついています。

 

↓ どうやって動かすのか、除去作業はぜひ動画でごらんください(*^▽^*)

 

コンクリートやレンガがこんなにたくさんΣ(・ω・ノ)ノ!

 

埋設物も取り除き、すっかりきれいな更地になりました(*^▽^*)

 

杉板の天井と竹の腰壁

こんにちは(^^)

きのうから名古屋も梅雨入りですね

 

さて、前回のブログで建方をご紹介した庫裏工事

現在進行形で、着々と工事が進んでいます。

多岐にわたる工事の中から、今日は「杉板の天井」と「竹の腰壁」のご紹介です(*^▽^*)

 

↓↓↓ これは今回の天井用に仕入れた杉板

木目がきれいです(#^.^#)

使用箇所が八帖二間続きのため、大量に仕入れた杉板から、似たような表情の子たちを選別します。

実際に並べてみて、赤身と白身のバランス、中央に向かって伸びて見えるように、木目自体の顔だち、などなど

色々な事を気にしつつ、あとは大工のセンスを研ぎ澄まして選びます。


赤身と白身、そして木目がつくる、世界に一つだけの趣のある天井が仕上がりました(#^.^#)

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さて、次に使うのは大量の竹です。

これは、もともとあった建物で使われていた物を、新しい建物の腰壁などに再利用するために集めました。

細いのに太いの、色もそれぞれが微妙に違います。

 

これを手作業で1本1本汚れを落として磨きました。

 

そして現場へ・・・

 

今回は手洗いの腰壁になりました。

ランダムな竹がいい表情を出しています(*´▽`*)

 

まだまだ竹を使う場所があるらしく、どんな内装になっていくのか。

すべてが完成するのが楽しみです♪

寺院庫裏の建方(作業場加工風景あり)

こんにちは(^^)

新型コロナウイルスの感染が拡がり、緊急事態宣言も発令されてしまいましたね。

アオキ建築でも、換気・手洗い・消毒を心がけ、密集を避けています。

皆さまもどうぞ体調にお気を付けください。

一日も早い終息を祈るばかりです。

 

さて

今日は、現在施工中の『寺院の庫裏』の建方をご紹介したいと思います。

 

皆さん『庫裏』ってなんだかわかりますか?

私は今回初耳でした|д゚)

 

国語辞典によると、『庫裏』は、

①寺院で食事を調える建物。

② 住職やその家族の住む場所。  だそうです。

今回は②の用途。

 

寺院の中に建つ建物ということで、建方に使用する材料には色々な手刻みの加工を施しました。

 

【腕木】

【柱】

【梁】


 

 

柱はカンナで仕上げます。

 

仕上げた柱には、施工中に日焼けや傷がつくのを防ぐために養生紙を巻きました。

接着には、『布海苔』という海藻を使います。

布海苔を煮出してできた、ねばねばの液を使って紙を貼り付けるんですよ(/・ω・)/

昔からの伝統技法で、こうすると完成後、きれいに紙を剥がすことができるそうです。

 

▼▼▼ 作業場の加工をまとめた動画はこちらから ▼▼▼

 

 

▼▼▼ 建方は動画でご覧ください♪ ▼▼▼

 

加工した部材が無事に組みあがりました。

 

立派な丸太の梁も、きれいにおさまってます(*^▽^*)

完成姿もまたご紹介できたらと思います。

どんな建物になるのかお楽しみに~♪

 

 

 

耐震補強及びリフォーム工事

こんにちは(*^^*)

連日コロナウイルスのニュースばかりで気が滅入ってしまいますね。

アオキ建築のある地域では、今週から学校も再開されますが、今後もしばらくは心配が続きそうです。

皆様も体調に敏感に、どうぞご自愛ください。

 

さて、そんな鬱々とした気分を吹き飛ばすべく!

今回は、先日竣工した耐震補強及びリフォーム工事をご紹介させていただきます(*^▽^*)

 

今回の建物は、建築基準法に基づく現行の耐震基準が制定される前に建てられたものだったので、リフォームを行うにあたり、構造部の耐震補強もしっかりとさせていただきました。

▼これは解体してすぐの状態

 

ここから、耐震金物や筋交等で補強し、構造用合板でさらに耐震性を高めていきます。

  

これまで長い間、使われていなかった住宅だったので、これから快適に住めるようにリフォーム工事も併せて行いました°˖✧・.゜✧˖°

家族が過ごす場所には、断熱材も入れます。

 

見た目にも大きく変わりましたよ♪

ここからは、Before ⇒ After をご紹介していきます(^o^)/

 

【玄関】

↓ ↓ ↓

 

【階段】

↓ ↓ ↓

ちなみにこの階段は大工さん手作りの無垢の階段なんですよ♪

 

 

【トイレ】

↓ ↓ ↓

 

【浴室】

↓ ↓ ↓

 

【洗面脱衣室】

↓ ↓ ↓

 

【キッチン】

↓ ↓ ↓


 

【収納①】

↓ ↓ ↓


 

【収納②】

↓ ↓ ↓

 

【収納③】

↓ ↓ ↓

収納も、お客様のご要望を取り入れて工夫しています♪

これなら、ご家族で快適に過ごしていただけそうですね(*^▽^*)

 

寺院の山門補修

こんにちは(*^^*)

最近はコロナウイルスのニュースばかりで気が滅入ってしまいがちですが、そんなときだからこそウイルスなんかに負けないように、元気を出していきましょう♪

今回は、寺院の山門補修をご紹介しますよ~(^o^)/

 

補修させていただいたのは、だいぶ腐朽が進んでしまっていた寺院の山門

立派な山門です。

遠目からではあまり劣化は感じられませんが、近くで見ると、土台を中心に色々なところが腐って傷んでしまっています。

 

 

そして木部を外すと、内部の土壁にもすき間やヒビが。。。

 

もちろん土壁もしっかり補修していきます(=゚ω゚)ノ

 

木部は持ち帰って補修作業を行います。

 

焼いたり、削ったり

 

木を足したり、継いだり

 

補修した後は、もともとの風合いに合わせるために墨の入った柿渋で塗装しました。

マットで落ち着いた、いい色です(*^-^*)

 

現場で元のように取り付けます。

写真では分かりづらいですが、劣化してしまった金物も取替えています(*^-^*)

補修箇所の色も浮くことなく、もともとの味わい深い雰囲気を残しながら、新しく生まれ変わりました 。°˖✧。✧˖°

 

補修の様子は動画にもまとめています。

よろしければ動画もご覧ください(*^▽^*)