東日本大震災の被災地・宮城県石巻市で2012年12月7日
強い地震により津波警報が発表された際、高台へ避難しようとする車が相次いで激しい渋滞が起き
総延長が約40キロに及んだとみられることが分かった。
大震災を教訓に、国は徒歩による避難を原則とした。
ただ高齢者らを抱える世帯に車は不可欠で、避難所生活が長かった住民には
プライバシーを確保できる車を乗り捨てることへの抵抗も根強い。
避難した人のうち移動に車を使用したのは53%の39世帯で、徒歩の47%、34世帯を上回った。
車使用の理由として最も多かったのが「車を守りたいから」の18%
「高齢者や赤ちゃんなど要援護者がいる」「運転中だった」「寒いから」「(高台まで)遠いから」
がいずれも15%だった。
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