株式会社 アオキ建築

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地震防災への教訓 東日本大震災と関東大震災から

地震防災への教訓 東日本大震災と関東大震災から

震災の防災は人である。地震の予測は不可能であるからだ。
歴史的な災害を明らかにし、その歴史に学び適切な避難をしていたら被害が最小限に抑えられたのではないだろうか。
関東大震災後、大正16年耐震基準が成立し、震災後鉄筋コンクリート造が数多く作られるようになった。
その建物は戦争でも燃えずに残った。耐震化が進んだことで、昭和23年以降の地震災害は被害人数が激減した。
また、過去に38000人が一ヶ所で亡くなっていることがあった。
原因としては周囲が全部火災で全滅し、家財道具の山が火災を大きくしたためだ。江戸時代は家財道具と一緒に移動してはいけない。
という教訓があり、罰もあった。しかし、大正時代は忘れられていたために、このようなことが起こった。
東日本大震災でも都心で同じことが起きた。車で大渋滞。
過去の自然災害は参考になることは明らかだ。
過去の地震災害では名古屋市南区の三菱重工で多く亡くなっている。もともと紡績工場は木造で壁を取り除いてあったためだ。
半田の中島飛行機山方工場でも悲劇が起こった。この建物も同じく紡績工場である。
原因は全て耐震性が問題であり、耐震設計が重要なのだ。

過去の経験は忘れてはいけない。
科学は自然から人間を遠ざける。
地域の自然や歴史を知る努力をする。
震災は自助、共助をまず先に。自助、共助ができない範囲は公助
科学が人間を助けてもらえると思ってはいけない。歴史が唯一の指標なのだ。

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